ウィザードリィ エンパイア~新しい種族との出会い~

 

カシナート近郊の地下六階には謎の祭壇がある。

初プレイ時はこれの意味がわからず、すっ飛ばしたなあ…。

 

攻略のうえでは必須じゃない。

だが…なんと、ここでは新しい『種族』と出会えるのだ!

 

最初から登録できるのは、

人間、エルフ、ドワーフ、ノーム、ホビット。

 

それ以外にも種族は存在するんですよ。

残念ながらバーバリアンやアマゾネスはないけどね。

 

 

次のミルダール城では敵も強くなるので、

パーティーの強化ついでに関連イベントを進める。

五階はそのためのフロアだ。

 

『獣の血』を祭壇に持って行けば、ワービーストが登録可能に。

ワービースト同士は相性が良いため、

相性システムを有効活用するならアリだね。

相性システムを…使うのなら…。

 

  

そのあとで獣の血を『妖精の血』と交換し、

祭壇でフェアリーを獲得。

 

フェアリーは身体が小さいってことで、基礎ACがー5っ!

しかし装備制限が厳しすぎるため、ほとんどの武具を装備できない。

専用装備が手に入らないことには、実用は難しいか…。

 

羽根で空を飛べるので、

落とし穴などに掛からないって能力もあったかな。

 

 

さらに『妖精の血』で『竜の血』を手に入れる。

これは五階のNPCル・レイブレスが交換してくれるぞ。

言ってることはサッパリわからないけどさ。

 

ちなみに、こいつは元祖シリーズのル・ケブレスだと思われる。

 

 

ファミコン版『2』よりル・ケブレス。

キーアイテムを所持していないと、最深部で必ず出現。

無敵のモンスターなので絶対に倒せないんだぜー。

 

この竜の血を祭壇に持っていけば、

ドラゴンネオが登録できるようになる。

力と生命力が高いうえ、

ブレスを吐くこともできるぞ。

 

NPCとの物々交換で詰まったら、

自白剤を使ってね。

 

 

それから最後にイーニアさんでお馴染みのハーフエルフ。

 

人間とエルフの男女をパーティーに入れて、

祭壇を訪れると、作成が可能になるよ。

 

んで、このハーフエルフをメンバーに加えると、

パーティー内の相性が一律ゼロになる。

デメリットだらけの相性システムを無視できるのだ!

 

…これって、開発サイドも

「相性システムが邪魔」って把握してるってことだよねえ。

マイナスが多すぎるんだよ、マイナスがさあ。

-2はあるのに+2はないんだもん。

 

あ、『忘却のタリスマン』は年内で打ち切りだよ。

 

そんじゃー、そろそろ進むとしますか。

 

 

ゲームの後半はミルダール城の地下が舞台となる。

まずは入り口に入ってすぐの鉄格子を、

向こう側から開けるのが目的だ。

 

 

一階の外周部分ではいよいよ精霊系のモンスターが出現する。

霊体系と同じで、特殊な武器でないと殴れないぞ。

ただ、攻撃呪文は属性次第で効く。

 

霊体系を攻撃できる聖属性の呪文は、

習得が遅いんだよなあ…。

 

まあカシナート近郊の霊体系エリアも、

この精霊系エリアも、

後回しにしちゃって大丈夫なのが救いだね。

 

 

ミルダール城の三階あたりから急激に敵が強くなってきた。

 

特にヒューマン系がタフで面倒くさい。

このアベンジャーもHPが300以上あってさあ…。

 

ホビットのACが低いおかげで被弾は少ないものの、

一撃で60~80くらい喰らったりする。

後衛にも飛んでくるのが怖いなー。

 

出現数が1体なのが救いだ。

 

 

でも最大で4グループ出てくるから、こんなことも…。

このパターンは逃走率も低いので、戦うしかない。

 

 

ただ、『エンパイア』ではどの敵も普通に殴ってくることが多い。

 

アークメイジやアークプリーストも、

そんなに呪文を使わないのよ。

ほんと脳筋だよ。

 

でもダメージは大したことない…つーか、

こいつらの攻撃は食らったことがない。

 

攻撃呪文の威力も知れてる。

こっちはHPが300以上あるから、

30~40くらい食らってもね。

たまに石化の呪文とか使ってくるから、油断はできないけど。

 

問題はほかの連中だなあ…。

アベンジャーとかコジロウとか、攻撃力がインフレを始めつつある。

後列を狙ってくるやつも出てきたよ。

 

まともに戦えるうちに一旦ストーリーの進行を止め、

レベルアップに専念することに。

 

装備は一通り揃ってるので、輪くんとメグレズを外し、

ゾフィーとキャロルの育成に切り替えた。

 

 

魔L7のティルトレイを習得すれば、『数が多い』系の敵は楽勝だ。

経験値も美味しい。

しかもレベルに応じて、威力が上がるんだぜ?

ダメージ自体を無効化するモンスターもいないんだぜ?

 

ちなみにウィザードリィ最強の呪文『ティルトウェイト』は、

次の言葉で構成されたもの。

 

  TIL ターイラー  速やかな

  TO  ターザンメ  風、嵐

  WA  ウォウアリフ 光、解く、退ける

  IT  イェーター  解放、切り離す

 

「疾風よ、轟け! 光とともに解き放たれよ!」って感じかな。

(マハリトなどほかの呪文も同じように作られてる)

 

なので、『ティルトレイ』と略すと色々マズい気もする。

 

 

レベル13以降は職業ごとに差はあれ、

25万くらいで次のレベルに上がる。

 

一回の戦闘で1~3万の経験値が入るんだから、

レベルアップなんてすぐだよ。

 

さらに嬉しいことに、『エンパイア』では侍や司祭もレベルアップが早い。

遅いのはロード、忍者、くのいち、あとは狂戦士くらいだ。

 

ところで…僧L6のロークディア(石化の治療)の存在意義がわからん。

同じ僧L6にはマハディア(状態異常を含めHP全快)があってさあ。

 

どっちも対象は単体。

ロークディアまじ意味ないな、これ…。

 

L7の呪文を習得したところで、それぞれを転職させる。

 

 エミィ:僧侶→魔法使い

 キャロル:魔法使い→僧侶

 セツナ:魔法使い→レンジャー(錬金術の呪文を憶える)

 ゾフィー:僧侶→モンク(サイオニックの呪文を憶える)

 

なお、レンジャーに転職する際は一時的に性格を『悪』にする。

カシナート近郊の二階・南東のあたりは友好的な敵が多くて、オススメだぞ。

 

サイオニックの呪文はそんなに重要視してないけど、

錬金術の呪文は早いとこ揃えておきたい。

2~3人には憶えさせたいなあ。

 

チハヤとツバサは戦士のままで本編クリアまで行くつもり。

輪くんはそのうちリストラされそうな予感…。