ウィザードリィ3~地下六階の真実~

 

色々と前後しちゃったけど『ウィザードリィ3』の最終回、始まるよー。

(記事の日付を変更しました →11/22 11/01)

 

地下五階までの探索を終え、ついに伝説グッズが揃った。

あとはこれを地下六階で『ニルダの杖』と交換してもらうだけだ。

 

…が、そのためには

伝説グッズを装備したキャラが、たったひとりで行かなくてはならない。

 

ふたり以上で行っても、門前払いされるのです。

(城に戻されるので脱出には使える)

さらに伝説グッズ一式を装備していないと、次の一歩で黒コゲに…。

 

マスターキーでショートカットが使えるとはいえ、

五階はそこそこの距離を歩くことになる。

 

六階は五歩歩くだけでいいので、

やっぱり問題は五階かな。

 

一番いいのは、魔L7のマロールでテレポートすること。

地下六階にはテレポートできないが、五階の階段までなら直行できる。

そこから五歩進むだけなら、余裕でしょ?

 

しかし魔法使いは当然、伝説グッズを装備できない。

戦士の誰かに装備させて、五階を最短ルートで歩くしかないか…。

 

 

と思ってたが、打ってつけのヤツがいた。

コンバット越前!

こいつはもともと魔法使いで、性格が『善』になったから、

上級職のロードに転職したのだ。

 

コンバット越前に伝説グッズ一式を装備させて、

すぐに地下六階を目指す。

 

 

マロール一発で五階を突破し、六階へ。

あとは五歩歩くだけで…『ニルダの杖』をゲット!

 

帰りは神様が一階に転送してくれるので大丈夫。

地上へ戻るとエンディングとなった。

コンバット越前を含め、六人のメンバーが称号を得る。

 

 

…これで『ウィザードリィ3』はクリアだ。

ボスとの連戦が熱かったにしては、呆気ない幕切れにも思える。

 

しかし当然、最下層の六階がたった五歩で終わるはずもない。

最強クラスのモンスターが出現し、

出現率は低いがレアアイテムも山ほど存在する。

それに加えて…そう、六階には最後の『謎』が隠されているのだ。

 

六階のマップを描いてみると、結構な量の余白が余る。

ところが六階には石のブロックはひとつもない。

つまり『隠しエリア』があるってわけ。

 

六階はマロールでテレポートできないため、

自分で入り口を探すしかない。

 

しかしすべての壁を調べても、

シークレットドアは見つからないだろう。

 

これ、実は『ニルダの杖』をもらった場所からテレポートできるんだよね。

そのためには伝説グッズをもう一度揃え…そして、

たったひとりで挑まなくてはならない。

 

ウィザードリィの最下層を、たったひとりで!

さあ面白くなってきました。

 

 

これまでの激戦を乗り越え、メンバーも力をつけてきた。

ボスルートの二週目をとっととクリアし、伝説グッズを揃えなおす。

 

が、ここからが問題だ。

誰で行くべきか?

 

六階の隠しエリアで死ぬと、

そのキャラの回収は絶望的となる。

別のキャラが伝説グッズを装備し、ひとりで救出に向かうか、

裏技じみた方法で隠しエリアに飛び込むしかない(これは運次第)。

 

なので、コンバット越前のような

『僧&魔の呪文両方が使えるスーパーキャラ』は

なるべく採用したくない。

 

ここは戦士で五階を歩いて行くかな?

ひとりでどれくらい戦えるかも試しておきたい。

 

そこでアラハムキに頑張ってもらうことに。

最後はオリジナルキャラで締めようぜ!

 

早速、アラハムキの巨体を伝説グッズで固め、迷宮に突入させる。

五階まではマスターキーで楽々と進んで…。

問題の五階は一歩ずつ手書きのマップと睨めっこ。

 

 

ひとりで戦うことになるが、こちらには伝説の籠手がある。

兜のマダルトなんてもういらない。

伝説の籠手にはなんとティルトウェイトの効果が!

 

両手からファイナルフラッシュ(ベジータ)みたいに出すんだぜ?

カッコいいじゃないの。

 

伝説グッズにはヒーリング効果があるので、一歩ごとにHPが回復する。

ダメージが大きいようなら、伝説の盾(ディアルマ)でも回復だ。

 

ティルトウェイトで生き残った敵は、ハースニールで一撃!

 

この調子ならひとりでも戦えるようだ。

経験値も六人パーティーの時の六倍になるため、レベルも上がる。

 

無事に六階へと辿り着き、隠しエリアへ。

 

 

…そのつもりが、また『ニルダの杖』をもらってしまった。

どうやらニルダの杖を持ち帰った本人でないと、挑戦できないらしい。

 

とりあえず二本目の杖を持ち帰って、残りのメンバーにも称号を与えた。

それから伝説グッズを集めなおし、三度迷宮の最深部へ。

 

 

来たぞ、来たぞ!

ついに隠しエリアに入ってしまった。

 

ここからは運との勝負。

こっちはアラハムキひとりなので、麻痺だけでも全滅する。

なるべく倒しやすい敵が出てくれるのを祈りつつ、慎重に先を進む。

 

 

経験値はご覧の通り。

しかし欲張ってはいけない…ここは六階なのだ。

 

マイルフィック、アークデーモン、バインパイアロード、

ライカーガス、ポイゾンジャイアント、ジャイアントゾンビ、

エアジャイアント、サイデル…遭遇したくないやつが多すぎる。

 

何度か際どい場面もあったが、やっと最後の部屋へ。

そこでは謎めいた悪魔が待ち構えていた。

 

 

謎めいた…ありゃ、不確定名で出てきちゃったか。

 

僧L3のラツマピックを唱えていないと、

敵の正体がわからなかったりするのよ。

 

せっかくの隠しボス、お客さんにもご覧いただきたい。

なので、ここだけリセットしましょうか。

 

と思いきや、普通に逃走できた。

改めて遭遇し、次こそデーモンロードの姿を拝む。

 

 

デーモンロード!

これはファミコン版にしか登場しないようで、

オリジナル版(パソコン版)のユーザーからは謎の敵とされてる。

でもってファミコン版のユーザーからも謎扱いされてる。

 

こいつはダパルプスなのか?

緊張しつつ、ハースニールを握り締めるアラハムキ。

 

しかし…『がいこつのようなすがた』はライカーガスで。

三番目の『あくま』はグレーターデーモンで、

四番目のはレッサーデーモンだよなあ。

 

ライカーガスも一緒か…やばいな、これ。

 

デーモンロードとライカーガスでティルトウェイト×2でしょ?

グレータデーモンの数だけマダルトが飛んでくるでしょ?

レッサーデーモンもマハリトくらいは使うでしょ?

 

 

やっぱりね。

さすがにレベル17では勝負にならなかった。

 

まあ隠しボスに会えただけでも及第点かな?

デーモンロードのお姿はみなさんにお届けできたってことで。

 

 

『ウィザードリィ3~ダイアモンドの騎士~』の

プレイ日記は、これでおしまいです。

 

ボスラッシュが思った以上に盛りあがったなー。

まさかの奇襲ブレスで展開が大きく変わってしまった。

 

でも、それが面白くもある。

プレイヤーの思い通りにはいかない、本当の『冒険』…。

冒険者モノが人気の昨今、みんなにもっと知って欲しいタイトルだ。

 

次回があるとするなら『2』かなあ?

ニューエイジ・オブ・リルガミンで『5』ってのもアリか。

 

あえて異色の問題作『4』って線も…。

『4』はまだクリアしてないし。

 

そんじゃまたね!